先日水曜日
平日なので仕事をみんなに任せて
東京ビッグサイトで開催されている
「麺産展2016」
へ行かせてもらいました!
目的は蕎麦道具屋さん!
蕎麦道具屋さんは数店出店していたのですが
その内の1店で前から欲しかった
鮫皮など(蕎麦包丁の持ち手に巻きつけます)
を購入する事が出来ました^^
同時開催で
いくつか展示会が開催されていたので
サッと見ていて感じたのは
ファベックスの人の多さです。
ファベックスとは
⇒ http://fabex.jp/entry/about01.html
僕も知らなかったのですが
チェーン店向けの食材などの展示会のようで
出来上がった食材が沢山並んでいて試食も沢山ありました。
パン、惣菜、煮物、天ぷら、ケーキなどスイーツ
もちろんそば、うどんもです!
現代の日本で
出来合いの食材で無いものって
見つからないのでは無いでしょうか?
簡単に言えば
冷凍や真空パックの食材で
食べたい物はほとんど出来てしまう。
そこには技術や経験は必要なくて
ある物を温め直す
フライヤーに入れる
オーブンで焼く、
どれかをして盛っておしまい。
そんな食材の展示会でした。
そこに麺業会よりも
食肉加工展よりも沢山の人が集まっている。。
なんだかこれで良いのかな〜?
と感じてしまいました。
最近図書館で本を借りるのですが
先日はホリエモンの本を借りて読みました。
バシッとホリエモン節で書かれていて
納得することと、なんだかなぁと思うことがありましたが
一番最後に書いてあったのが
「エンゲル係数をもっと上げるべき!」
エンゲル係数ってのは飲食にかかるお金の割合です
つまりは飲食にもっとお金をかけろ!
とホリエモンは言っているんです。
これは最近僕もなんだか納得してきていて
若い子は結構これが分かってきている。
というか
ここしかお金の使い道が無い(笑)
今の子って
昔と違ってみんな欲が無いと聞きます。
僕なんかスキーが好きだから
板なんか毎シーズン3本は欲しモデルがあるし
車も好きだし、バイクも好きだし。
くらべて
若い子って車もバイクも乗らない。
洋服もユニクロなどのおかげで安い
100均などもあったりと
物が昔より安いですよね。
でも若者が少なかったり
若い人が働きたがら無いせいなのか
バイト代は上がっていますよね。
ヨーカドーなんか昼間も1000円位ですよ!
僕が大学生の時なんか、
1000円いくバイトなんかほとんど無くて
10以降の短時間バイトで1000円貰って
「ここはバイト代が良い!」
なんて喜んでました。
そうなると
バイト代は上がっているのに支出する事は
どんどん安くなっている。
じゃあ
みんなどこにお金をかけているのか?
なんて思っているのですが
うちに食べに来てくれている子を見ると
食事には結構かけているのかな?
という印象を受けます。
僕らは自分たちである程度
納得のいく価格を付けているのですが
中には高いと感じる方もいるようです。
(実際はもう少し高くしたいのです^^:)
ですが若い子は
あまりその辺は気になら無いようで
結構好きな物を好きな感じに注文してくれます。
食事にお金をかけられる環境というのも
もちろんあると思います。
(支出が減って、収入が増えている)
でもそれ以上に
物よりも自分の体が大切という事
自分の体が一番大切という事が
分かっているのかな〜と。
もちろん全員がそうとは言え無いと思いますが
少なくとも昔より増えている印象です。
これは僕たち個人店やうちのように
出来るだけ手作りしているお店にとっては
とてもありがたい事です。
だって出来合いの物を温め直すのと
一から仕込んでいくのでは
手間の量が全然違いますし
もちろんロスも出やすいです。
その違いを分かってもらえて
美味しいと思ってもらえるのが
一番の喜びなんですよね。
医療的に見ても
良い食事を取る事は予防として有効らしいです。
病気になって病院にお金を払うよりも
予防も兼ねてしっかりとした美味しい物を
食べた方が良いと僕は思うのですが
あなたはどう思いますか?