KS式 ゴルフ100切り理論

そんなゴルフ部なのに100を切れなかった私が100を切る為に練習した事と言うのは

ラウンドで誰もが一番使うクラブ「パター」の練習です。

「えっ、パターですか？パターやアプローチなどグリーン周りの練習をしなさいって、色々な本に書いてありますよ？」

分かります。

確かにおっしゃる通りで、100を切る為の大体の本にも、パターやアプローチの練習をしましょうね！と書いてあります。

それは、パターが1ラウンドの中で一番使われて、一番練習されていないクラブだからです。

でも肝心の「プロとアマの違い」についてハッキリと書かれている物は見た事がありません。

また、
「いやいや、パター以外にも沢山使うクラブがありますよ？」
確かに無意識に練習していると、そう思う事が普通です。

ですが、本当に
パター以上に使うクラブってあるのでしょうか？

ドライバーはショートホールで使いません。

それに使っても普通は1回です。（ミスしてＯＢだったり暫定球が必要なら使いますが。。）

パターの次に多く使うのは、アプローチに使う、アプローチウェッジとかPW等のクラブになると思います。

とは言え、PW等もパターよりは使いません。

ですがパターはプロでさえも普通は全ホールで使います。

アマチュアとなれば１ホールで1～3回は使います。仮に1ラウンド100で回ったとしたら、全ホール1パットで18回。多ければ48回位はパターで打つんです。

それなのに、打ちっぱなしで練習するクラブはパター以外。

これでは100を切る事が出来るはずがありません。

私もパター練習なんかした事ありませんでしたし、しようと思った事すらありませんでした。

そもそも、ラウンドするグリーン以外でパター練習しても、「意味が無いと思っていました」

それにもし練習していても、キチンと練習していなければ効果が薄いんです。
それは「プロとアマの違い」をちゃんと認識していないから。

良く言われる話で、「人は意識した物が見えるようになる」と言うのがあります。

例えば、ブランドのバッグが欲しくなったら、なぜかそのブランドのバッグを使っている人が良く目に入る。とか、
赤い車が欲しくなったら、すれ違う車に赤色が多くなった気がするとか。

実際はこれまでと何も変わっていないのに、気になり始めたら気付く様になって、町にその物自体が増えたかのように感じてしまう。

これが「意識したものが見えるようになる」という事です。

これは逆も言えるので、意識していないと見えないんです。

つまり「プロとアマの違い」についてをキチンと認識してパット練習するのと、認識しないでパット練習するのでは、効果が全く変わってくるという事になります。

もちろん練習しないよりした方が絶対に良いです。

やると分かりますが、見えてくる景色が変わります。

何も考えずにただ打つだけでも継続していれば、パターを構えた時の景色、イメージ、心理状態が変わります。

なので練習しないよりはした方が絶対に良いのですが、「プロとアマの違い」を知っていた方が、より効率が上がります。

同じ練習をしていても、上達の速度も上がりますし、もし調子が下がった時にこの事が理由で調子が下がったのであれば、直ぐに修正が出来ます。

ですが、多くの本やネットの情報には「プロとアマの違い」も「その為の練習方法」も書いてありません。

私も6～７冊の「ゴルフで100を切る為の本」を読みましたし、ネットの情報も探しました。100よりレベルの高い、70台、80台を出したメソッドについても読みました。

ですが、全てにパターの練習しましょう！とは書いてありますが、「プロとアマの違い」については書いていません。

それどころか、ドライバーの打ち方や、アイアンの打ち方等は詳しく丁寧に解説してあるのに比べ、パットは解説の度合いも熱量も力の入れようが全然弱いです。

（唯一アメリカのゴルフレッスン書だけ、パターから始まっていました。とは言え、「プロとアマの違い」については書いてありませんでしたが。。）

それともう一つが戦略です。いいスコアを出す為ではなく、100を切る為の戦略です。

戦略とはつまり、ラウンド時にどうやって打っていくのかの考え方です。

100を切る為には、この「プロとアマの違い」を認識したパター練習と「100を切る為のコース戦略」が重要なんです。

実際にスコアを見直してみて下さい、130位をうろうろしている人は、ダブルパーなどの大たたきしているホールが3つ4つくらいあるはずです。

100ちょっとの人も、どこかで2つ3つの大たたきダボやトリプルがあると思います。